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デザインフォーラム

CPD2
デザインフォーラムにいってきました→こちら
デザイナーのこの3人が揃ってのフォーラムは、なかなか無いって聞くと、行かないと・・・
いつもの「建築家」のフォーラムとは又違った雰囲気でした。
コンセプトのプレゼンから、デザイン決定の裏話、デザインの各賞受賞の感想。
フリートークまで、「デザイン」されていました。
「ぶれないコンセプト」をつきすすめた、今回のプロジェクト。
やっぱり、「コンセプト」ですね。
そして、「ぶれない事」ですね。

おだけ

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「よくわかる建築板金講座」

「職人に聞く!よくわかる建築板金講座」に参加しました。 木造や鉄骨建築で板金は必須の工事です。屋根や壁に当たり前に使われています。 材料の基礎知識や基本的な納まり等、板金工業会青年部の研修会に参加してきました。 ガルバリウム鋼板の歴史やメンテナンスの説明後、モックアップ模型での基本納まりの実演がありました。 施工中の加工作業(工場製作品の取り付けではない完全手作業の現場施工)はなかなか見る事 が少なく、まじまじと見学しました。巧みなものです。 板金技能体験講座が最後にあり、角波や平板切りに始まり、唐草折り、ダクトハゼ、八千代折り を体験(全て手作業)しました。柳ハサミを使い角波を切る作業や、八千代折りは感心しました。 八千代折りは板金を切らずに「箱」を作る折り方です。板金を切っていませんから角から水漏れは 起りません。シールに頼る納まりは単純なのですが経年後に漏水の心配があります。 アンコウや箱樋等にに使われます。 板金の特性を理解しての作業は「上手」と言うほかありません。 基本の説明だけでしたがとても有意義な時間でした。 CPD3.0    KAWA

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東日本大震災に伴う津波により大量の放射能物質が放出されました。除染作業が始まっていますが支援業務に 携わった方の講演会に参加してきました。 「除染等の措置に必要な土地等の関係人調査」と「南相馬市防災集団移転促進事業支援業務」です。 除染作業の前に現地調査を行いますが、まず権利者の同意が必要になります。60万筆以上の関係人調査を3か月以内に行う 事は普通はありえない話です。法務局からの登記簿データの提供もあったとの事ですが、140名で分担しても相当なものです。 データに外字コードが多用され整合性の確認に苦労したとの事。現地に行くことも出来ず、関係者確認が出来なかった事。 同意確認の資料作成だけでもタイムスケジュール中、大変な作業と感じました。 「集団移転…」は放射能影響地区内の移転の話です。講師は用地交渉支援を担当したとの事。 土地所有者の確認、用地買収費明細書の作成等が作業になります。 土地所有者の生死確認(相続問題)、居住地問題、共有名義確認、抵当権の有無、差し押さえ、そして農地は農水省が 利用計画のない売買を認めていないので、国交省や復興庁と対立するそうです。簡単に処置できるものではないそうです。 今も、放射能が解決しない段階では復興は進まない状況です。 CPD2.0    KAWA