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9月, 2014の投稿を表示しています

天井等落下防止対策に係る技術講習会

報告がずいぶんおそくなりましたが、天井等落下防止対策の講習会に出席しました。 地震などの災害により、天井の脱落被害が多く発生しており、そういった背景から法律の制定・改定が行われ、平成26年4月1日に施行されました。 特定天井とは、6m超の高さにある、200㎡超、質量2kg/㎡超の吊天井で、人が日常利用する場所に設置されているものとなり、告示の仕様や認定を受けたものとしなければならないこととなりました。 これまでは、天井等といった非構造部材に関しては、具体的な耐震対策が行われていないのが実情でした。今後は非構造部材に関しても対応が必要となってきます。このことは新築の場合は当然ですが、既存の建物に関しても遡及対応が必要となってきます。 CPD3.5 KIYO

被災建築物応急危険度判定講習

再取得という形で講習会を受けてきました。   各構造における判定調査表の記入の仕方が主な講習内容ですが、いただいたテキストには 実際に判定活動に赴かれた方々の考察が記載されており大変参考になりました。 最初に取得したときは応急危険度判定士の制度は全国的にまだ日が浅く、実際に現場に入ったときどのように動けば予測がつかないままでしたが、今回経験された方々の考察を読み、ある程度現場での動き方などがわずかながら想像できるものとなりました。 本来決してあってはならない災害ですが、万が一の場合、すぐ動くことのできるよう、少しでも多くの手助けができるよう日々の精進を重ねていきます。   CPD 3.5   OTN

施設見学(あべのハルカス)

開業したばかりのあべのハルカスに行ってきました。 地上60階建て、高さ300mで、日本一高い超高層複合施設ビルとなります。 施設の裏側も見学させてもらいましたが、排熱の利用や、バイオガス・氷蓄熱・太陽光等といった様々なエネルギー利用を行っています。バイオガスなんかは、なかなかやれないと思いますが、これもこういった施設だからこそ出来る新しい試みだと思います。 周辺模型が展示してあります。 60階の天上回廊からの風景。 360度ぐるっと回り見ることが出来ます。 58階の天空庭園。 60階の天上回廊から、丸見えな部分ですが、60階と比べると利用者はあまりいなかったです。  16階の屋外庭園。  個人的には、この庭園が一番気持ちが良かったです。 緑のそばのベンチに座り、空を見上げる感じがよいです。 KIYO

施設見学研修会(2日目)

2日目は『中野セントラルパーク』 大型のオフィスビルと隣接する木々(中野四季の森公園)の在り方です。 自然豊かな富山県に住んでいる身としては見慣れた光景かと思われますが、これは都心なんですよね~。これだけ広い緑があるのは数えるほどしかないのではないでしょうか?   ここではビルと公園の間にあるパークアベニューの在り方が印象的でした。 常時誰でも利用可能で、あるときは多彩なイベントに、あるときは子供たちの遊び場に、あるときはビジネスマンたちの憩いの場に、と様々に表情を変えてくれます。そして、日差しをビルが遮り、緑にはしっかりと日があたる。ビル影で緑を眺めて休むのも、木陰でくつろぐのも快適な時を過ごせる空間と感じました。 『木』との共生において私たち建築に携わるものがどのように積極的にアプローチをするかを、深く、楽しく考えることができた研修でした。この研修会にご尽力いただいた方々へ深く感謝を申し上げます。   CPD 5.0    OTN

施設見学研修会(1日目)

まず訪れたのが『野菜倶楽部 oto no ha Café』さんです。 ここは主用途飲食店3階建ての防火・準防火地域ということなんですが...、 店内にはこんなにも木材がありました!!! 『富士山麓の自営農園から供給される無農薬野菜を調理提供する自然志向のカフェ』 ならばやはり木造を求めたい!!自然素材を使いたい!! まず構造で使用されたのが、杉100%耐火集成材のFR (Fire Resistant) ウッドと呼ばれるもの。芯材に荷重支持部分として無処理の集成材、外周部に燃え止まり部分として難燃薬剤を含浸させた集成材、表面には化粧材として無処理の集成材と材断面が3層の木材から成り立っており、1時間耐火認定となっています。(※PB取合部は施工注意) 次は天井のルーバーですが、これはただの杉材です。有効な排煙設備を設けることで内装制限を回避しているという事ですね。 そんなお話を聞きながら有機野菜のランチを美味しくいただきました。 さてお次は新木場の『木材会館』です。 外装の木がいい感じに煤けてきてますね~。 打ちっ放しのコンクリートと調和してきております。 ここには檜を中心に1,000㎥以上の国産木材が使用されているとのこと。   1~6階までは内外装に、7階では構造にも木が使われています。 ここでは構造材料へのアプローチではなく、法へのアプローチ。 避難安全性能の適用ルートを避難安全検証法を利用する方法とすることによって避難関係規定がいくつも適用除外(※自力で避難が困難と考えられる病院、児童福祉施設等は適応対象外)となるのですが、その際の事前打ち合わせ秘話や現場での職人さんたちのエピソードを大変楽しくお聞きすることができました。       CPD 5.0  OTN  

施設見学(京都水族館)

水族館自体行くのは久しぶりですが、施設見学で、 京都水族館に来ました。 水族館として、変わっていると思ったのは、進んでいくと、 屋内と屋外を出たり入ったりするという間取り。 当然、体感温度も変わって、屋内はエアコンがきいていますが、 この日の屋外は結構厚く、そのギャップが気になりました。 下の写真は、屋根がかかっていますが、屋外です。 オオサンショウウオってこんなに大きいんですね。 川でこんなにの出会ったらと思うとぞっとします。 イルカスタジアムで、イルカショーが見られます。 この日のイルカはデビューだったらしく、なかなか 合図通りに動いてくれない場面もありました。 イルカと並んで人気なのが、ペンギンです。 かなり近くで見ることが出来ます。 KIYO

「自立循環型住宅への設計ガイドライン」講習会

「自立循環型…」の講習会に参加してきました。 他のものの助けに頼らない意味の「自立」という語が表すように、住生活に 必要なエネルギー供給を他社から受けずに済むことを理想とするのが 「自立環境住宅」です。室内環境の質を保ちつつもエネルギー消費の削減 とそれによる二酸化炭素抑制も目指します。 冬の日差し、夏の涼風、昼間の光等自然エネルギーの利用が基本姿勢です。 H25年に省エネ基準の変更があり、それまで外皮(断熱材のみ)の検討が中心 でした。改正でそれに加えて1次エネルギー消費量を検討することになりました。 私たちの生活には設備機器の利用が不可欠です。設備に投入するエネルギー を極力小さくするようにシステムの検討が必要になります。ライフサイクルや建物 性能に見合う工夫(利用と計画)も必要です。 省エネ基準は2020年迄に義務化されます。  100名以上の方が受講していました。昔と違い「住宅の設計は簡単には出来ない」 環境になりつつあります。              CPD6    KAWA

シンガポール旅行記Ⅱ

報告が遅れましたが……社内研修でシンガポールへ行ってきました。 宿泊しました「マリーナ・ベイ・サンズ」について報告を。 マリーナ湾からのマリーナ・ベイ・サンズ全景です。下の写真はシンガポール・フライヤーからの 全景です。中央のハス花のような建物はアート・サイエンス・ミュージアム。10本の指のようにも 見えることから「歓迎の手」とも呼ばれているとの事。中央にはコンベンション、カジノ、ショッピング が配置されています。施設全体が斬新でユニークな建物群です。 (ホテルの対岸にマーライオン・パークがあります) 後方の空き地も開発され今後建物群が建設されます。 タワー部の図面です。56~57階の最上階には宿泊者限定の「インフニティ・プール」があります。 全体としてクルーザーのイメージです。下に写真(主に夜に利用していたので最適な写真がなく 資料より記載しました)がそれです。地上200mからの眺望は最高です。一応温水プールですが、水温はそれほど高くなく肌寒い感じです。(でも、シンガポールの気候下では充分満足出来ます)  ホテルのエントランス(タワー1)を眺みます。とても解放的です。 (写真は資料より) ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ(ショッピングモール)のイメージです。 日中は市内見学をしていましたので この写真も資料からです。70,000㎡もあります。 とにかく広く、世界の一流が入店しています。グルメも満喫できます。 (店舗数 300!) カジノです。写真撮影は出来にくのでこの写真も資料からです。15,000㎡のフロアーにルー