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石川建築における保存リノベーション

小松~金沢にかけて建物・街並みを見学してきました。


■小松精錬株式会社
自社の織物加工技術を使って開発した炭素繊維を使って耐震改修した旧社屋。
設計は隈 研吾氏。
ファッション分野で培った技術をハイテク素材の開発へ応用し、今後ますます目の離せない会社になりそうです。




■東茶屋街と卯辰山山麓寺院群
金沢のボランティアガイド「まいどさん」の案内で、加賀藩の歴史から寺院群・茶屋街の成り立ちについて説明を受けながら散策してきました。
踏み込むには躊躇するような細い路地や境内を通り、一般的な観光には無い貴重な体験ができました。



■箔座ひかり藏


設計は水野一郎+金沢計画研究所
左官は挾土 秀平氏


つい、行きそびれていたひかり藏にも立ち寄ることができました。


冬の貴重な晴れ間に街歩きが出来てラッキーでした。


iwa (CPD5.0)

住宅省エネルギー設計技術者講習会

2020年から義務化される新しい省エネルギー基準(H25年基準)についての講習を受けてきました。

新しい基準では外皮性能が「外皮平均熱貫流率」と「冷房期の平均日射取得率」に変更し、新たに「一次エネルギー消費量」を加えて評価するようになります。

今回の講習は、外皮平均熱貫流率、冷房期の平均日射取得率の計算、一次エネルギー消費量の算定プログラムを使えるようにする内容でした。 設計技術者のほかに施工技術者講習もあるのでそちらも受けたいと思います。

M.M (CPD5.0)

ARCHICAD全国ロードショー

ARCHICADの全国ロードショーが開催されていますが、3日・4日は富山・金沢で開催されました。

前半のARCHICAD19の新機能の解説では、点群データ・参照線・材質ぺインター等、
そしてライノセラスとグラスホッパーの説明がありました。
点群データはその早い表示速度と樹木やガードパイプさらには川の水までもその場の状況を
3Dの点データとして扱う技術には驚きました。

後半はいろいろと流れの中で機会を頂き、私より実例を交えてBIMについて発表させて頂きました。
BIMをつかう理由としては、
・Visualization
・DrawingからModelingへ
・ToolからPlatformへ
ということが挙げられます。

今後は時代の流れとして設計プロセスに大きな変化を求められることは必然かと思います。
さらなるアプローチを模索して行きたいと考えています。


富山会場

金沢会場

Kiyo 4.0

地鎮祭

本日地鎮祭が行わました。
地鎮祭は土地の神様を鎮め、土地利用の許しを得ることと、 これからの工事の安全と家の繁栄を祈願する意味が込められています。
そして、これから家の工事が始まっていくという施主様にとって大きな 1ページとなる日でもあります。
施主家族様おめでとうございます。 いよいよ着工です。打合せの方よろしくお願いいたします。 しっかりと監理をさせて頂きます。

県産材アドバイザー

県産材アドバイザーとは・・・


●県産材利用について、県民の皆様にアドバイスする
●県産材の活用に関して、県に提案や情報提供する
●県産材の利用について、県と協力しながら推進する


を主な役割としています(富山県HPより引用)


その資格取得後、継続的に行われているフォローアップ研修会に参加してきました。


最新のデータや技術についての情報提供があり、今回は新たに開発された木造の制震壁の実材試験と、木の特性・市場性の観点から木材乾燥の重要性についての講義でした。


現状を再確認し、さらに県産材利用を進める上で有意義な講習会でした。


iwa (CPD3.0)







久々の講演会

西沢立衛氏が講演されるということで行ってきました。


SANAA:妹島和世さんは何度か機会があったのですが西沢さんはこれまで無かったので、21世紀美術館によく行く私としては、ようやくモヤモヤ感が取れました。


富山県アルミ産業協会主催ということもあって、アルミを使った建物から近作について1時間あまりでしたが、場所の力を建築の魅力に変えていくプロセスは非常に興味深く聞かせていただきました。


そしてヨーロッパ的曲線と日本的曲線の違いについての話は目から鱗でした。


コンピューターとCADの進歩が建築に与えている影響をより強く感じさせられました。


iwa (CPD1.0)

トウキョウ

一月ほど前になりますが、思い立ったら行動...ということで行ってきました。

■TOKYO DESIGN WEEK 2015
















デザイン・アート・ミュージック・ファッション、4つのジャンルから、企業、ブランド、デザイナー、学校がそれぞれのクリエイティブを発表。最先端のクリエイティブを体感できるイベントです。「HPより」

その中の建築模型展では伊藤豊雄、隈研吾、藤本壮介氏らの模型や、すべて3Dプリンターで作られた模型など様々な作品の展示がありました。

また建築分野以外の展示が非常に多く、見て・体感して刺激を受けてきました。

その帰りに国立競技場の跡地にも寄ってきました。新宿がよく見えます。

 ■ミッドタウン
ミッドタウンの広場で隈研吾氏の「つみき」が展示されていました。 実際のつみきは手のひらサイズで、子供たちが自由に使って遊んでいました。市販もされているようです。
写真はありませんが、21_21 DESIGN SIGHTで開催されてるフランク・ゲーリー展が目的でした。
アイデアの源泉はもちろん、圧倒的な建築としてその形となるまでのプロセスの緻密さに驚きました。 さらなる建築の可能性を感じさせてくれます。

■代官山





















まだ行っていなかった代官山蔦屋と、合わせてヒルサイドテラスで行われている槇文彦展に立ち寄りました。

大学の卒業制作から4ワールドトレードセンターまで建築家 槇 文彦の軌跡を辿る展示でした。
図面や模型と合わせてデザインスケッチもありボリュームのある内容でした。

iwa (CPD8.0)


お引渡し

喫茶店併用住宅のお引き渡しを行いました。
1階が店舗となっており、屋上デッキで珈琲を飲むことも出来ます。 また珈琲だけでなく、芸術作品やバイクの展覧も楽しむことが出来ます。
これから開店に向けて家具やサインの設置など準備作業が行われていきます。
開店時期はまだ先の来年4月となっており、それまでがとても待ち遠しいです。 また一つ楽しみが増えました。
kiyo


「建築士会全国大会」に参加しました

先週、建築士会の全国大会が金沢であり参加して来ました。
総会やパーティは夕方近くで、午前中は支部会員で金沢の建築物を見て廻りました。
「金沢海みらい図書館」から「辻家庭園」を見学し玉澗様式庭園の「玉泉園」で昼食となりました。
「金沢海みらい図書館」は開館から4年が経過していますが、最近の建築賞も総ナメにしています。
久しぶりの再見学ですが、近未来的雰囲気は相変わらずのものがあります。




辻家庭園は加賀藩家老の一族、横山家が全盛期(明治末から大正期)に築造した迎賓館施設の庭園部分です。
当時は数万坪の規模で、そのまま現存すれば「兼六園」と並ぶ名所になっていたと思われますが今は中止部しか残されていません。滝があり、金沢市内も一望でき趣があります。最近バンケットが併設され、なかなかの人気だそうです。
全国大会の式典は金沢駅横の県立音楽堂で行われました。2000人(?)ともなれば熱気も大変なものがありました。(写真はバンケット)

kawa   建築2.0

「軽井沢紀行」

先月末、新幹線で軽井沢に行って来ました。
千住博美術館を皮切りにペイネ美術館、絵本の森美術館、セゾン現代美術館、軽井沢現代美術館……10ヶ所近くの美術館を巡りました。
千住博美術館は千住博の作品のために建物が設計されていて館自体が芸術です。外壁と中庭側がガラスで、自然の中にいる雰囲気があります。景観条例で勾配屋根を掛ける事と庇を伸ばす事があるそうで、設計者の西沢立衛氏は屋根の幕板処理に苦労したとのこと。綺麗な納まり等好感が持てます。



少しばかり足を延ばして吉村順三氏設計の「軽井沢の山荘」も眺めてきました。竣工から50年以上経っていますが、完成された美しさは建築界では「掌中の珠」と呼ばれるほどの名作です。2階からは「森の中に溶け込む」感じになるそうです。遠目にもその美しさが伝わります。それにつけても軽井沢は別荘が似合います。
「星野エリア」は相変わらずの混雑です。駆け足なところがあり疲れましたが、快晴に紅葉が映える一日でした。

kawa   旅2.0

「シロアリ」講演会

久しぶりに士会砺波支部の講演会に行ってきました。今回は「白アリ」の話です。
県内に生息するシロアリは「ヤマトシロアリ」です。和名の由来は文字通り「白い蟻」にちなんで
いますが、蟻ではなく実はゴキブリに近い生物です。○○チョールで処理出来ます。
家屋全体に大打撃を与える「イエシロアリ」は県内にはいません。
シロアリはどこにでもいます。シロアリは基礎にぶつかり土間コンがあっても隙間から「蟻道」という
トンネルを作って移動します。(シロアリは光と乾燥を極端に嫌います)
シロアリは「湿気」の心配より風呂等の「暖かい」場所を好みます。
(湿った所に被害が多い訳ではない)
湿気があればアリも「水が飲める」が、湿っているとか乾燥しているかは関係なく、
床下に調湿材を設ける意味もシロアリには関係ないそうです。(乾燥は建築的にはよい環境です)
シロアリはヒノキ、ヒバ、ケヤキでも被害を与えます。
シロアリ防除にホウ酸が有効の話もありますが、水に溶けることから防蟻効果はないそうです。
ほかにもいろいろと話を聞きました。知っていそうでもなかなか有意義な講演会でした。
CPD2.0    KAWA

千住博美術館

今月の上旬に研修で軽井沢にある「千住博美術館」を見学しました。

西沢立衛氏の設計で壁面のほとんどがガラスで自然光を多く採り入れた美術館です。建物は既存の敷地形状に合わせ傾斜した床で、順路などはなく自由に歩きまわれるようになっています。

いろいろな所にベンチが置かれており座ってゆっくり作品を鑑賞したり光井戸の色づき始めた樹木を眺めたり心地よい空間でした。
The Fall roomという代表作「The Fall」のための展示空間は他とは違い、トンネル状の廊下を通って行くと真っ暗な空間に作品が現れます。前面に水盤が張られ作品が映り込みとても神秘的な空間でした。

CPD6.0 M.M

「東京都庭園美術館」の見学

横浜の後、東京目黒の東京都庭園美術館を見学してきました。

庭園美術館(旧朝香宮邸)は「アールデコの館」ともいわれる旧朝香宮邸をリニューアルし旧迎賓館を解体しその跡地に新館をオープン(2014年の11月)したものです。
旧朝香宮邸は鉄筋コンクリート造でリシン掻き落し仕上げです。フラットルーフに縦長の板ガラス窓が連続しています。シンプルでモダンな外観です。
随所に日本的なデザインを散りばめて「日本のアールデコ」を創り上げています。最高の素材と職人たちの熱意と努力で建物自体がひとつの芸術作品ともいえます。


東京都庭園美術館は旧迎賓館(赤坂迎賓館が開設されるまで使用)の跡地に建設されています。自然教育園に向けての流れる地下水脈に影響を与えない事を求められ地下躯体を残しその内側に納めています。
高さは日影規制で2階建てです。メインのギャラリーは25m×11mながら天井の湾曲PC板で間接照明が映えています。
旧館からの連絡通路側の風除に設置されたアートガラスには凹凸が付いています。日の移ろいとともに波のように表情を変える影を描き出しています。

CPD2.0    KAWA

省エネからゼロエネへ

先月ですが横浜の大成建設技術センター「ZEB 実証棟(ZEB:ゼロ・エネルギー・ビル)」を見学してきました。日本ではエネルギーの約40%がオフィスビルなどの建物で消費されています。
オフィスビルのエネルギー収支をゼロにすることは、国内全体のエネルギー消費量を削減し、CO2の排出量を大幅に削減することになります。 代表的な導入技術では ①新開発の「有機薄膜太陽電池外壁ユニット」は軽量で施工性が高く、形や寸法が自由で色の選択も可能です。 「都市型ZEB」を実現するためには、太陽光でより多くの発電量を確保する必要があります。 ②低照度タスク&アンビエント照明システムでは人のいる部分を中心に照度を確保しています。   机の上には10㎝×40㎝ほどで厚さが5㎜の面発光有機ELタスクライトがありました。(未発売) ③ライトキューブの採用 自然光を天井へ照射することで、眩しさを抑制しつつ部屋奥まで届かせています。そのため天井は逆スラブの直打ちで塗装仕上げです。 ④躯体輻射等を組み合わせた空調では人感知センサーで床下から人のいる部分を中心に温熱環境を制御しています。 ⑤排熱利用タスク&アンビエント空調システム 燃料電池の排熱を吸収式冷凍機で冷水を製造しています。 ⑥エネルギーの見える化/管理/分析/制御をオールインワンで提供しています。
建物のエネルギー消費量75%を削減する「超省エネ技術」と、残りのエネルギー消費量25%を賄う太陽光発電による「創エネ技術」で収支0を実証しています。  その結果、エネルギー消費量が463MJ/m2/年、太陽光による発電量が493MJ/m2/年となり、「都市型ZEB」を目指した建物として国内で初めて「年間エネルギー収支ゼロ」を達成しています。  屋外や広い屋上などに置くような大型設備は不要で、中小型のビルでも実用化できます。  ただ、建設費は通常の1・5~2倍です。電気代などは減らせるため、大成建設では通常の1・2倍ぐらいまで建設費を抑えられれば普及するとみています。
CPD2.0     KAWA

「ヘリテージマネージャ」後記報告

暫くこのブログを休んでいましたが、再び投稿を始めたいと思います。
ヘリテージマネージャー(以下略:HM)は歴史的建築物の建物調査、歴史的文化遺産の転用、街並み見学、指定文化財の修理、伝統建築の工法と修復、私のまちなみ調査等と計60時間の講習を行いました。(後記だけでも40時間以上の充実した講習会等でした)
歴史文化遺産を取り巻く各種法規や富山県内の歴史文化遺産について保存修復の理念、維持・保全、修復の技法・工法、マネージメント、歴史的建造物・町並と防災についての講義、そして歴史的建築物の調査実習・報告書作成、地域の建物や町並の調査などの演習もいたしました。 講師は県外からも第一人者の先生で、一つ一つの講義が大変聴きごたえのある内容でした。 古代の技術には敬服するも、知らない事が多く自分の無知を恥じるばかりです。近代建築の保存に「レプリカ技術」が多用される現状は、「うまいのも問題」との感じがします。それでも、地域に誇りを持ち地域固有の風景を守り育てることの大切さに気がつきました。
今回、受講者36名中21 名のヘリテージマネージャーが誕生しました。(皆勤で全レポート提出者が対象)今年の9月から2期目のHM講習会が始まります。この制度は日本建築士会連合会も後押しをする全国的な動きです。地域のまちなみ保全にはそれなりの能力を持つ建築専門家が必要と思われます。全てに参加出来なくても、一部受講するだけでも意味はあると思います。
CPD24   KAWA