2012年6月4日月曜日

古民家再生術

古民家再生術の講演会に参加しました。
講師は職藝学院の上野幸夫氏です。
散居に長く住まいをしていると「アズマタチ」の価値感が解らなくなることがあります。
田園集落を「すばらしい」と言われますが、住んでいる者から見ると「なーん」の感じです。
しかし上野氏の説明によると(明治以降の倹約令廃止以後は…)
1、豪壮なワクノウチと広い住宅
2、非日常空間(ハレ)と日常空間(ケ)に完全分離
3、ランマやウルシ塗りの空間は京都以上に良質な空間
4、庭、土蔵、式台空間、仏壇の贅沢さ
5、道端に無造作にある日本一立派な「祠」(お地蔵さん)
6、「灰小屋」まで作る空間バランス(富山だけ)
「日本中探してもこれほど素晴らしい所はない」とベタほめでした。

その地域に住む人が自分の環境の良さを理解していないと
時代の価値感により解体の道を歩むことにもなりかねません。

KAWA     (CPD1.0) 
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