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耐震補強で安全安心

CPD3

9/4(木)テクノホールにて「住宅耐震補強のポイント」という講習を受けに

行ってきました。

平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)をはじめ、近年新潟県中越

沖地震や能登沖地震、さらには岩手・宮城内陸地震など各地で大地震が

頻発し、いつどこで地震が発生してもおかしくない状況となっています。

国では、平成7年「建築物の耐震改修の促進に関する法律

(耐震改修促進法)」が施行され、新耐震基準を満たさない建築物について

積極的に耐震診断や改修を進めることとされました。

富山県では昭和56年5月31日以前に着工して建てられた一戸建住宅の

耐震診断・耐震改修に対して補助(助成)を実施しています。

(詳しくは富山県庁HP 土木部 建築住宅課をご覧ください)

弊社もこの施策のもと、過去の施主様に対し耐震診断を行ってきました。

結論から言うと耐震改修のみを行う工事では金額的に現実的でないように

思われます。

しかしリフォーム工事と同時に行うとすればかなり現実味を帯びてきます。

リフォームをご検討の方は同時に耐震改修も検討されて、お住まいをより

安全・安心なものにされてはいかがでしょうか? 

<松本>

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