連日ながら建築士会の見学会に参加しました。
今年の2月に全体が完成した「氷見南部中学・朝日丘小学校」です。
2つの学校はエキスパンションで区分けされていますが、一体施設です。中学校200名/7クラス、小学校295名/14クラスの規模です。
敷地の特性から長方形の配置しか出来ません。当初のコンセプトの一つに富山県では事例の少ない
「連携教育の推進」があり、各階において小学校と中学校の結節点となる位置に「連携センター」を配しています。2階なら図書室、3階なら外国語活動教室群です。一つの図書室を小学校・中学校同時使用する感覚は初めてです。当初違和感のあったのですが、これも「あり」と思わせます。
学年交流ホールや小中交流ホールからは富山湾越しの立山連峰がとても綺麗とのこと。(当日は曇りで見えなく残念でした)
幅が割と狭く、奥行の長い校舎部建築スペースのせいでゾーニングは難しかったと想像できます。
「地域にひらかれた学校」のレイアウトも納得できました。
CPD2.0 KAWA