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建築フォーラム「公共建築-設計の核心-」

工藤和美・妹島和世・水野一郎の3氏が、自ら関わった金沢の公共建築やまちづくり についてのフォーラムを聴講してきました。 海みらい図書館・21世紀美術館・市民芸術村のいずれも結構な頻度で利用している自分にとっては設計初期~完成~現在に至る過程は興味深く聞かせていただきました。 発注者(行政)と利用者(市民)が異なる公共建築ではそれぞれの立場で要望に相違が生じるため、それらを建築としてまとめ上げる設計者の力量が建築の質に及ぼす影響の大きさを実感しました。 CPD2.5 iwa

ヘリテージマネージャー講習会への参加

ヘリテージマネージャーの講習会に参加してきました。 ヘリテージマネージャーとは「歴史的建築物の保存活用・修復に関わる建築士の専門家」との事。(以下HMに略) 先日、開講式があり今後60時間の長丁場です。 HM設立の背景は、阪神淡路大震災で多くの歴史的建築物や街並みが取り壊され、見慣れた風景が失われたのがきっかけとの事。良質な歴史的建築物のストックは生活文化や地域観光に豊かさを与える事になり、資財の浪費防止にも役立ち建築に関わる者として大事な事と理解しています。 が、 「現実的な課題」も多くあります。 既存建物を現行法に適合させる為に多くの手間と費用(多くの改修費)が必要です。 建築基準法の「最低限な安全性をどう確保するか」。消防法もしかり。摘要の除外をした場合 誰が責任をもつか? 大きな課題ですが、これからの受講で考えて行きたいと思っています。     CPD2   カワ  

天井等落下防止対策に係る技術講習会

報告がずいぶんおそくなりましたが、天井等落下防止対策の講習会に出席しました。 地震などの災害により、天井の脱落被害が多く発生しており、そういった背景から法律の制定・改定が行われ、平成26年4月1日に施行されました。 特定天井とは、6m超の高さにある、200㎡超、質量2kg/㎡超の吊天井で、人が日常利用する場所に設置されているものとなり、告示の仕様や認定を受けたものとしなければならないこととなりました。 これまでは、天井等といった非構造部材に関しては、具体的な耐震対策が行われていないのが実情でした。今後は非構造部材に関しても対応が必要となってきます。このことは新築の場合は当然ですが、既存の建物に関しても遡及対応が必要となってきます。 CPD3.5 KIYO

被災建築物応急危険度判定講習

再取得という形で講習会を受けてきました。   各構造における判定調査表の記入の仕方が主な講習内容ですが、いただいたテキストには 実際に判定活動に赴かれた方々の考察が記載されており大変参考になりました。 最初に取得したときは応急危険度判定士の制度は全国的にまだ日が浅く、実際に現場に入ったときどのように動けば予測がつかないままでしたが、今回経験された方々の考察を読み、ある程度現場での動き方などがわずかながら想像できるものとなりました。 本来決してあってはならない災害ですが、万が一の場合、すぐ動くことのできるよう、少しでも多くの手助けができるよう日々の精進を重ねていきます。   CPD 3.5   OTN

施設見学(あべのハルカス)

開業したばかりのあべのハルカスに行ってきました。 地上60階建て、高さ300mで、日本一高い超高層複合施設ビルとなります。 施設の裏側も見学させてもらいましたが、排熱の利用や、バイオガス・氷蓄熱・太陽光等といった様々なエネルギー利用を行っています。バイオガスなんかは、なかなかやれないと思いますが、これもこういった施設だからこそ出来る新しい試みだと思います。 周辺模型が展示してあります。 60階の天上回廊からの風景。 360度ぐるっと回り見ることが出来ます。 58階の天空庭園。 60階の天上回廊から、丸見えな部分ですが、60階と比べると利用者はあまりいなかったです。  16階の屋外庭園。  個人的には、この庭園が一番気持ちが良かったです。 緑のそばのベンチに座り、空を見上げる感じがよいです。 KIYO

施設見学研修会(2日目)

2日目は『中野セントラルパーク』 大型のオフィスビルと隣接する木々(中野四季の森公園)の在り方です。 自然豊かな富山県に住んでいる身としては見慣れた光景かと思われますが、これは都心なんですよね~。これだけ広い緑があるのは数えるほどしかないのではないでしょうか?   ここではビルと公園の間にあるパークアベニューの在り方が印象的でした。 常時誰でも利用可能で、あるときは多彩なイベントに、あるときは子供たちの遊び場に、あるときはビジネスマンたちの憩いの場に、と様々に表情を変えてくれます。そして、日差しをビルが遮り、緑にはしっかりと日があたる。ビル影で緑を眺めて休むのも、木陰でくつろぐのも快適な時を過ごせる空間と感じました。 『木』との共生において私たち建築に携わるものがどのように積極的にアプローチをするかを、深く、楽しく考えることができた研修でした。この研修会にご尽力いただいた方々へ深く感謝を申し上げます。   CPD 5.0    OTN

施設見学研修会(1日目)

まず訪れたのが『野菜倶楽部 oto no ha Café』さんです。 ここは主用途飲食店3階建ての防火・準防火地域ということなんですが...、 店内にはこんなにも木材がありました!!! 『富士山麓の自営農園から供給される無農薬野菜を調理提供する自然志向のカフェ』 ならばやはり木造を求めたい!!自然素材を使いたい!! まず構造で使用されたのが、杉100%耐火集成材のFR (Fire Resistant) ウッドと呼ばれるもの。芯材に荷重支持部分として無処理の集成材、外周部に燃え止まり部分として難燃薬剤を含浸させた集成材、表面には化粧材として無処理の集成材と材断面が3層の木材から成り立っており、1時間耐火認定となっています。(※PB取合部は施工注意) 次は天井のルーバーですが、これはただの杉材です。有効な排煙設備を設けることで内装制限を回避しているという事ですね。 そんなお話を聞きながら有機野菜のランチを美味しくいただきました。 さてお次は新木場の『木材会館』です。 外装の木がいい感じに煤けてきてますね~。 打ちっ放しのコンクリートと調和してきております。 ここには檜を中心に1,000㎥以上の国産木材が使用されているとのこと。   1~6階までは内外装に、7階では構造にも木が使われています。 ここでは構造材料へのアプローチではなく、法へのアプローチ。 避難安全性能の適用ルートを避難安全検証法を利用する方法とすることによって避難関係規定がいくつも適用除外(※自力で避難が困難と考えられる病院、児童福祉施設等は適応対象外)となるのですが、その際の事前打ち合わせ秘話や現場での職人さんたちのエピソードを大変楽しくお聞きすることができました。       CPD 5.0  OTN