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「既存住宅の省エネ改修」講習会を受講しました

既存住宅の70%は平成4年以前に建てられた省エネ性能の低い住宅だと言われます。既存住宅の性能向上が重要な課題にも関わらず、その取組みはあまり進んでいません。
たしかに、住宅で「増築」の依頼はあっても「省エネ改修」の話はありません。ただ「省エネ」改修の考えは新築時にも対
応出来る事なので受講しました。
結論から言えば、
1、暖冷房エネルギー削減効果が最も大きい部位は「開口
  部」最大35%の暖冷房エネルギー削減効果(単層と比
   べ)が あります。
                    2、 最下階の床の改修は省エネ効果は3%(無断熱と比べ)と
                                               大きくありませんが、冬季において接触温度が向上し温熱
                                               環境の改善につながるため快適性の質を向上させる重要
                                              な部位です。天井に次いで安価で住まいながらの工事も
                                              できおすすめです。
                     3、既存暖冷房の更新は建物外皮の断熱改修と同時に実施
                                              すればさらに省エネ効果が高まります。
                    改修事例の報告もいくつかあり、失敗?した報告もありました。
                   
                    天井裏等でグラスウールをダブルに施工する場合、防湿層に
                                          よる露天に注意する必要があります。


                   CPD3.0  (KAWA) 
                    

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