最近の住宅は地震対策として、抵抗面材とアンカーボルト等の金物で補強しています。
以前は筋カイの制約は少なく、土台も石の上に置く「石場建て」が可能でした。大きな地震もなく問題もそれほどではなかったのですが、阪神大地震以降幾多の法対応により住宅に規制が掛かりました。増築時、既存部分も現行法に適用するよう求められるケースもありました。既存を改造する気持ちと予算がないと増改築自体が不可能になる場合もあります。(今は多少緩和規定もあり)
委員会では伝統的構法(講習ではその定義説明がなかったのですが)の建物を合法的に建築出来る様検討しています。限界耐力設計法で計算すれば可能でしょうが、確認申請が煩雑でコストも掛かります。実物大の振動実験を繰り返していますが、長ホゾの柱が簡単に土台から浮き上がる映像を見せられると簡単ではないと直感します。しかし、法律で「伝統構法」を確立し簡易的に扱えるようにならないと日本の伝統構法は消えてしまうことになります。確定に頑張って欲しいものです。
この委員会は「緑の列島ネットワーク」に属していますが活動内容もナカナカなものです。一度HPに立ち寄ってみて下さい。 kawa (cpd3.0)
以前は筋カイの制約は少なく、土台も石の上に置く「石場建て」が可能でした。大きな地震もなく問題もそれほどではなかったのですが、阪神大地震以降幾多の法対応により住宅に規制が掛かりました。増築時、既存部分も現行法に適用するよう求められるケースもありました。既存を改造する気持ちと予算がないと増改築自体が不可能になる場合もあります。(今は多少緩和規定もあり)
委員会では伝統的構法(講習ではその定義説明がなかったのですが)の建物を合法的に建築出来る様検討しています。限界耐力設計法で計算すれば可能でしょうが、確認申請が煩雑でコストも掛かります。実物大の振動実験を繰り返していますが、長ホゾの柱が簡単に土台から浮き上がる映像を見せられると簡単ではないと直感します。しかし、法律で「伝統構法」を確立し簡易的に扱えるようにならないと日本の伝統構法は消えてしまうことになります。確定に頑張って欲しいものです。
この委員会は「緑の列島ネットワーク」に属していますが活動内容もナカナカなものです。一度HPに立ち寄ってみて下さい。 kawa (cpd3.0)