旧石川県庁の正面部を保存改修し背面側にギャラリーやレストランを増築、「しいのき
迎賓館」として生まれ変わった整備工事の見学会にいって来ました。正面部は(コンクリートの強度が少ないこともあり)旧建築の意匠を尊重し免震改修、背面増築部は耐震建築で対応しています。建物の幅(約80m)が長いのですが、その間にexp.jointが設けられています。40㎝の変位に対応していますが、一番単価(50万/m)の高い部分との事。改修時の裏話もいろいろと聞け、有意義な見学会でした。当日は「百万石まつり」の行列があり一部を見学しました。伝統と文化を感じる日となりました。
写真は増築された背面部です。
cpd3.0 kawa