久しぶりに士会砺波支部の講演会に行ってきました。今回は「白アリ」の話です。 県内に生息するシロアリは「ヤマトシロアリ」です。和名の由来は文字通り「白い蟻」にちなんで いますが、蟻ではなく実はゴキブリに近い生物です。○○チョールで処理出来ます。 家屋全体に大打撃を与える「イエシロアリ」は県内にはいません。 シロアリはどこにでもいます。シロアリは基礎にぶつかり土間コンがあっても隙間から「蟻道」という トンネルを作って移動します。(シロアリは光と乾燥を極端に嫌います) シロアリは「湿気」の心配より風呂等の「暖かい」場所を好みます。 (湿った所に被害が多い訳ではない) 湿気があればアリも「水が飲める」が、湿っているとか乾燥しているかは関係なく、 床下に調湿材を設ける意味もシロアリには関係ないそうです。(乾燥は建築的にはよい環境です) シロアリはヒノキ、ヒバ、ケヤキでも被害を与えます。 シロアリ防除にホウ酸が有効の話もありますが、水に溶けることから防蟻効果はないそうです。 ほかにもいろいろと話を聞きました。知っていそうでもなかなか有意義な講演会でした。 CPD2.0 KAWA
おおみ設計は富山県に事務所を構え、住宅をはじめとして建築のデザイン設計&監理を行っています。新築・増築・改修・民家再生などご意見・ご相談がありましたら遠慮なくご連絡下さい。