士会青年部の講習会に行ってきました。「職人に聞く!よくわかる瓦屋根講座」です。 基本知識として 日本の瓦の64%は三州産です。石州、淡路で全体の87%を占めます。 ほぼ53版で富山県の伝統的な49版は改修程度に使われる程度です。 いぶし瓦は風情があり好感が持てますが若干吸水率が高く、関西で使われても北陸地方 では使い悪い瓦です。ここは施釉瓦がBESTでしょう。 瓦葺き体験をしました。 のし瓦を割り、53版瓦を釘止めし、49版瓦を番線止めを行いました。 銅線を丸めて切断することも体験しました。初めてで面白い体験でした。 富山県の住宅の58%が瓦屋根ですが瓦工事業組合の方曰く、 「屋根には瓦が1番」と思っているので、「これからはどんどん使って下さい」との事です。 CPD3.0 KAWA
おおみ設計は富山県に事務所を構え、住宅をはじめとして建築のデザイン設計&監理を行っています。新築・増築・改修・民家再生などご意見・ご相談がありましたら遠慮なくご連絡下さい。