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投稿

9月, 2009の投稿を表示しています

勉強会(SketchUp+Photoshop)

CPD 3.0 毎月1回事務所内では勉強会を行っています。 今月はパース作成のスキルアップということで、SketchUpとPhotoshopの練習をしました。 SketchUPは無料ながら、簡単に3D画像が作成でき、寸法入力や断面画像等、建築パースに向いているソフトだと思います。高度なレンダリングを求めるなら有料のレンダラーが必要ですが、名前の通りスケッチ程度のイメージ図の作成であれば、使えるソフトです。 (KIYO)

住宅および建築物の省CO2対策講座

 CPD3.0  外断熱に熱心に取組んでおられる東邦レオ主催・NPO法人外断熱推進会議後援による講座を受講してきました。  講演は3部構成で、最初は「建物外皮の省エネ仕様と性能」について金沢工大の 垂水教授に一般レベルの断熱では窓は壁の10倍の熱還流率なので断熱コストの安い壁で稼いだ方が有利だとか北陸の湿度は決して高くない、きっちりと計画換気をすれば体感温度が高くなると教えられました、またいろんな実験データ分析についてうかがいました。  次は自ら断熱改修や断熱重視の物件に取組んでおられる高屋設計環境デザインルームの高屋氏の「北陸における事例紹介と省エネ補助」について、国の補助金をもっと有効に使うべきとの助言をいただきました。  最後にNPO法人外断熱推進会議の改正理事による国内外の事例紹介と外断熱の有効性についての説明をいただきました。                                       寺林

応急危険度判定講習

cpd3.0 応急危険度判定とは 「地震により被災した建築物について、その後の余震等による倒壊・部分の落下・転倒の危険性を速やかに判定し、復旧までの間、被災建築物の使用にあたっての危険性を情報提供することで人命に係わる二次的災害を防止する」 ことを目的としています。 調査済みの建物には↓のようなステッカーが貼られていきます。 一見すると被害の少ない建物でも、構造に致命的なダメージを受けている場合があります。 設計に携わる者として耐震性能の確保はもちろんですが、いざ発生した地震に対しても二次災害防止に努めなければならないと思いました。 (iwa)

トヤマウッド設立記念イベント

    CPD2.0    トヤマウッド ネットワーク主催で「トヤマウッド設立記念イベント」 として企画された田園住宅開ヶ丘に完成した生活館・交流館・観察館の 見学会とシンポジウム「私たちの住まいと緑環境のこれから」に参加 してきました。  まず生活館に集まってから生活館・交流館・観察館と見学しました、 3館共ローコストでできていました、でも無垢材を主体に造られている のでどれも気持ちのいい空間でした、とくに当たり前のように使われ ていた床のモルタル仕上げや天井の構造用合板がとても新鮮で ローコストを感じさせませんでした。  それから周囲の里山全開の生活館でシンポジウムが開催されました、 地域産材を使うことが里山再生につながることや、地域産材使用ユーザー 代表の方から里山杉林の見学会に参加して空気の違いを実感 して地域産材で家を建てたいと思ったことなどをお聞きしました。  また地域産材でもコストを押えて建てるには節のある杉材も 自然の姿として受け入れ使用することも一つの考え方ではないかと いうことで地域産材をできるだけ使うように啓蒙活動を実行していこう ということでした。                              寺林

アルミハウスプロジェクト

cpd1.0 山下保博×アトリエ天工人×金沢工業大学 宮下研究室を中心にアルミを用いた住宅の一般化を目的として進められてきたプロジェクト。 今回そのモデルケースとして開発・設計された住宅のオープンハウスに行って来ました。 今までアルミといえばサッシ。 それも薄く細く軽いもの。 アルミを壁面として見たのは初めてで、ソリッドな質感と素材本来の鈍色は新鮮でした。 アルミを構造材・仕上材・照明ボックス・輻射冷暖房装置に使用し、太陽光発電・地中熱利用・LED照明と、最新技術を詰め込んだものになっていました。 高い施工精度と慎重な詳細設計があってこその建物という感じがしました。 (iwa)