cpd:1.5 富山県木材研究所が開発した制振工法についての説明会に行って来ました。 木造住宅が地震に耐える方法として主に ・耐震:建物が地震力に耐えられる強度を確保する方法 (通常) ・免震:建物と地盤の縁を切り直接揺れが伝わらないようにする方法 ・制振:建物内で地震力を吸収し揺れを抑える方法 の方法があります。 今回は制振について、新しい工法の開発説明と公開振動実験でした。 実物大の制振壁に地震と同じ揺れを発生させることで、性能・揺れ等を確認しました。 改めて地震動の大きさと構造の重要性を認識する良い機会でした。 (iwa) ******************** 制振デザイスとしては軸組み・パネル・ダンパーとシンプルで構成ですが、8個のダンパーにより地震エネルギーを吸収し、それなりの実験数値が出ているのが分かりました。今回のものは今後、特許申請・壁倍率申請と予定しているそうです。実用化にはもう少し時間がかかるようです。 (きよし)
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